スマホを全面ガラスコーティングをしたから落としても割れないと思っていませんか?
いいえ、余裕で割れます。
私のではないのですが、同棲中の彼氏がゴミ捨て行ってスマホを割って帰ってきました。上半身インナーのため、素早く行って帰るつもりがそのせいでスマホを落としたようです。
完全に自業自得ですが、あくまで素人なので、応急処置ですが、仕方ないので補修してあげることにしました。
割れたスマホはガラスの破片で指を切ることがあるので、修理に出さない場合はこういった応急処置した方がいいです。
ガラスコーティングすれば画面は割れない?
そんなことないです。実演販売などで、上から金槌で叩いても割れないといっていますが、ガラスは横からの衝撃に弱いです。しかもガラスコーティングなんて厚さもそこまでないので、縦の状態で落とすと横から衝撃になるので割れます。
ガラスコーティングは表面の細かい傷を防ぐ保護フィルムの代わりくらいに思っていた方がいいでしょう。なので保護ケースはあった方がいいですね。
何事も過信しすぎるのは良くないですね。
割れたスマホを補修していく
今回はガラスコーティングしたのに割れてしまったスマホを補修していきます。
このやり方で応急処置して後々修理に出せるかは分かりませんので、同じやり方をする方は自己責任でお願いいたします。
用意するもの
まず初めに用意するものは以下の通りです。
・UVライト
・レジン液 または ジェルネイル用のトップコート
・アルコール(除光液でも可)
・爪楊枝
・ティッシュ
・黒い油性ペン
UVライト
レジン液やトップコートを硬化するのに使用します。
本格的なものは数千円しますが、今は100円ショップでも購入できます。
レジン液 または ジェルネイル用のトップコート
ガラスの割れた隙間に流していくので透明のものを用意します。
レジン液を使用する場合は、ハードタイプのものがいいでしょう。
レジン液が一般的ですが、今回私はジェルネイル用のトップコートを使用しました。レジン液より、ドロッとしているので、扱いやすいです。
普通のネイル用のトップコートは使用できません。乾燥するさせるのに時間がかかり、その間に厚塗りした部分が流れてはみ出る要因になります。また、強度面でもジェルネイル用の方が傷つきにくいです。
アルコール(除光液でも可)
はみ出した部分を拭くときや、最初と最後の拭きあげの時に使用します。
除光液よりアルコールの方がさっぱり仕上がります。
爪楊枝
細かい部分の作業に使用します。
ティッシュ
使用しているとボロボロになって、カスが出てきてしまうので、柔らかいものよりは硬めの素材の方が扱いやすいです。
黒い油性ペン
今回は黒いスマホを補修していくので傷がついて白くなったところを塗るのに使用します。
補修していく流れ
指紋や汚れを拭き取る
アルコールとティッシュを使ってスマホの汚れを拭き取ります。
余分なガラスを取り除く
ポロポロ取れてしまう破片はこの段階で取り除いてしまいましょう。
破片は飛び散りやすいので、気をつけてください。
ジェルを流し入れて硬化する
ガラスを取り除いた部分にジェルを流し込み、硬化します。何度かに分けて流し入れるとはみ出しにくいです。
細かい隅の隙間などは、爪楊枝を使用するとやりやすいです。
右側のは少し入れすぎたので、ぷっくりしています。
左側はちょうどいい感じになりました。
フレーム部分の白く傷がついた部分を黒くする
黒いスマホに、白い傷がつくととても目立ちます。
なので、傷がついた部分は、黒の油性ペンで隠し、上からジェルを薄く塗り、硬化します。爪楊枝を使用するとやりやすいです。
傷がついた部分は凹んでしまうのと、油性ペンだけではすぐに落ちてしまうので、ジェルでコーティングする必要があります。
最後に全体を拭きあげて完了です
全体を拭いて、引っ掛かる場所などがないかチェックします。
特に問題なければ完了です!
修理前と後の比較
前面の比較
思いっきりヒビが入っている見た目はどうにもできませんが、四角は丸くなったのでざらつきは無くなりました。ジェルを流し入れた部分はパッと見きれいに見えます。
背面の比較
左下はとてもきれいになりました!右はジェル入れすぎたのでぷっくりしています。
また、ガラスを取り除くと、下にあったパーツが出てきてしまったり、色が変わってしまうので、黒と灰色のジェルネイルを混ぜてスマホに合う色を作成し、透明のジェルを流し込む前に下に塗っています。
背面の右上の部分が少し陥没していたので、フィルムを貼って補強しています。背面を覆うサイズのフィルムがなかったので一部だけに貼りました。
貼り方は、フィルムを貼りたい部分にジェルを広げる>フィルムを置く>空気を抜く>はみ出た部分をアルコールで拭き取る>硬化 という感じです。
前面の場合は保護フィルムがあればきれいにできますが。
背面は湾曲していたり、そのサイズの保護フィルムがないので、あくまで応急処置です。
最後に
これはあくまで応急処置です。
彼氏は不器用で自分では補修できないので満足そうに使用していますが、新品のようにきれいになるものではありませんので、こういうやり方もあるっていうのだけ知っていただければと思います。
P.S.
この補修ももう3回目です。
1回目の時はまだ補修後もきれいだったんです。3回目となるともうどうしようも無くなってきます。なので、ガラスコーティングしていても、保護ケースはあった方がいいですね。
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